ゴリラゴリゴリ

オタクでありニートであり社畜である

気の利く同僚がいてつらい

気の利く同僚がいてつらい


こんなことを言ったら村八分に逢うのでTwitterで吐き出します。
掃き溜めサイコー!

大前提として私が働いているのは定員30人の小さな施設だ。

定員30人で人が足りないと言うだけあって、職員はそれこそ田舎の小さな集落並みの人間関係で構成されている。

基本的にはみんないい人だ。基本的には。
強いて言うなら癖が強いくらいで。

それはまた次の機会に話すとして私は今とても苦手意識を持っている同僚がいる。

その同僚を同僚と呼ぶとして、同僚はとても仕事が出来る。同僚はとても仕事が早い。

それだけ書いておいてその同僚が苦手だなんて言うのは気が引けるし、実際そんなことを先輩たちと話そうものなら小さなコミュニティで村八分に逢いかねない。

だからここで誰かしらに共感してもらいたい。


同僚は気が利きすぎる!!!


ちょーーーーーっと後回しにしようものなら同僚は全て気を利かせてやってしまう。
敢えて、"くれる"ではなく"しまう"と表現したい。

仕事にはどんなに小さなコミュニティでも、どんなにチームプレイと言ったとしても、割り当てられた仕事というものがある。

例えば、私の職場では夜勤1がおしぼり、お茶入れ、カーテンなどの雑務を朝にすることになっているのだが、
同僚は気がつくと先に全部やってしまう。

夜勤業務は大まかに就寝、巡回、排泄、起床、以外は特に仕事の順番に決まりは無い。
まあ朝までに終わっていれば何の問題もないんだよ。

だから例えば洗濯物と掃除を終わらせて朝のおしぼり作りはご飯の後にやろう、とご飯を食べ始めることもあるわけで、同僚はこの隙をついて朝のおしぼりを作ってしまうのだ。

朝、お茶をいれてとろみを作ってエプロンを置いてカーテンを開ける。
最初は仮眠後の4:00からやれば間に合うしいいかと思ってた。
でも仮眠中にカーテンもエプロンを気を利かせてやってくれるものだから仕方がないから仮眠前の2:00に用意するようにした。

そしたら今度は仮眠から帰ってきたらお茶の用意がしてあった。
いやいや、2:00からお茶入れてどうするの?
でも仕方がない、お茶も2:00に用意するようにした。

そしたらこの前、ついに、5:00から朝の排泄なのだが、4:00に上がってきたら既に"気を利かせて"半分ほど排泄が終わっていた。


さすがに草。


5:00に排泄介助に入る人を3:00とかに替えてさ、その後8:00まで5時間もそのままなの、どう考えても不快じゃない??
3:00に起こされて嫌じゃない???
それはもう誰のためなの?

気が利きすぎるのはストレスになるなんて初めて知った。

やってもらえるからいいじゃん、と思う?

やってもらう度に、目の前で仕事を先回りされる度に、

『どうせお前はできないから』
『どうせお前はやらないだろう』

そんな気持ちが見え隠れしているように思えて悔しくてたまらなくなる。お前は仕事が出来ないんだよ!!!と殴られているような気持ちになる。

言っておくけど別に自分は仕事が出来るわけでも早い訳でもない、でも平均的だと思ってる。
事実スピードと精度は人並みだという自負がある。
他の人と夜勤をやって自分の仕事を自分だけでやっても充分間に合うからだ。

過ぎたるは及ばざるが如しという言葉がある。

何でもかんでも気を利かせて人の仕事をしてしまうのも考えものだ。

私は偏屈な人間だから「すみません」「ありがとうございます」という度に心がすり減っていく。

足りないところをフォローしてもらえたり、イレギュラーなトラブルで間に合わない時に手伝ってくれるだけならばこんな気持ちにはならないだろうに。

私が以前務めていた施設はユニット型でしかも日勤夜勤共に1(2)ユニット1人が基本だった。
だから自分の配分で、自分の裁量で仕事をすることに慣れすぎていたのもいけないのかもしれない。
自分で仕事の手順を考えてやりたいけれど、それが同僚の思い描く順序と違った瞬間、サボった、忘れている、そう思われてしまうのだ。

その度に「すみません」と「ありがとう」を繰り返す。

お礼を言うのは度が過ぎれば苦痛でしかない。
言われる方は気持ちのいいものなのか、それともただ仕事が出来ない奴の尻拭いをしているつもりなのか。

こんな気持ちに共感してくれる人はいないだろうか。


気の利く同僚がいてつらい。