私の道は私が決める(まれたそ風に)

やったね！仕事辞められる！
晴れて夢追い人！フリーター！

♯1 私の道は、私が決める(まれたそ風に)

辞めたいとは言っていたけど本当に辞めることになるとは…

後輩から「就活と終活って何が違うんですか」と真顔で聞かれたのでぼくが仕事をやめようと本気で決心したきっかけを話そうと思う…

はいはい社畜自慢おつ〜
って思われるのが関の山だけど話すよ( ´･ω･`)ﾍｹｯ

いや、辞めますってなって後悔はないはけじゃないけど…
お客さんにはそれなりに愛着は湧いたから辞めちゃうともう会うこともないんだな(文字通り今生の別れになる)、
って思ったら一応人間だからそれなりに躊躇はする。

というかそもそも好きで選んだ仕事だし嫌いなわけではないから…。

でもそれ以上にしんどいと思う。

この一言に尽きる。しんどい。

まず長いんだわ、なに実働12時間って。
あほか。
夜勤にしたって19時間休憩仮眠無し！
えっこれ労基引っかからんの？

そんでもってぼくが1番しんどかった最大連勤は19連勤。

日勤で実働12時間。
ごはんトイレごはんトイレごはん((ry
気が滅入るわ！！

しかもうちはユニット型なんだけど1ユニット1人が原則なわけで、
(なにこれおもしろ！)
って振り返って
「えっ誰もいない…」
(はあ？ムカつくなんやこいつ)
って振り返り
「自分しかいないやん…」
ってなる。

ココが重要なんだけど仕事中の愚痴や出来事をアウトプットする相手がいない！

黙々と1人で10人のしんどいを共有しなくちゃいけない。

眠る時間はないし連勤が続けば作業効率も落ちてくる。

まあ、それでも職員の質がよけりゃ頑張ろうとも思えたんだけどね…

そんな中で仲の良かった先輩達(皆お辞めになられた)と愚痴を言い合っていたら、

「この仕事好きなんじゃなかったの？好きならなんで疲れるの？しんどいの？」

とクソ先輩(以下クソ先輩)がのたまった。
(そしてそこから永遠に「それに比べて私は好きでもない仕事をこんなにさせられて可哀想、みんなに比べて私はこんなに頑張ってる(ry」を聞かされる)

好き＝辛くない

って趣味じゃねーんだから。
仕事なんだからつらいことムカつくことひとつふたつはある(100はある)。

おめー脈絡もなく顔面ぶん殴られて
「あっこれ好きでやられてるんですよ〜♡」
てなんのか？
こんなんドMかキチ〇イだろ。

そうしてクソ先輩の横行や募るストレス削られる睡眠時間及び精神的健康。。。

それでもまだぼくは給与明細をみては
(フリーターでこんな稼ぐのは無理だし)
とか、
ベッドの上で360℃高速回転するばーさんを見て、
(こんないい人達ともう会えなくなるのか)
とかうだうだ考えてた。

友人に「やめたい〜」とか彼氏欲しいなくらいのテンションでぼやいてたくらい。

本気で決心したのは私と仲の良かった限界腐女子元ヤン先輩(以下元ヤン)との出会いだった。
出会いっつーか向こうの方が先輩だけど。

元ヤン先輩もやめてしまいもはや過去の産物だけどすごい人だった。
人がいなくて困ってるって言われて、
「それ、私の責任じゃないんで」
と言って華麗に辞めていった。

でも辞めることを決心したのはそんな言葉じゃなくて、
ある夜勤の日に私に言った一言だった。

「私このままここで働いてたら鬼になる」

元ヤン先輩ももともと好きで介護をしていたお人であった。
でも日々のストレス削られる睡眠時間に心の余裕はすり減らされて、

有名な言葉(当社比)に
「人は余裕のある時にしか他人に優しくできない」
というものがある。

介護はまさにその権化だと思う。

人もいない、残業は月に40時間以上、1人にのしかかる負担の多さたるや。
そんな中で起きるのは丁寧な介護でも優しい介護でもない。

有り体にいえばうちの介護士を見ているとえっそりゃまずいんじゃないの？
と思うことが多々ある。
まずいんで具体的には書けないけど(正直誰か通報してくれないかなとは思う)。

最初はにこにこ介護してた新人が半年もしないうちに無言で鬼の形相をしてごはんを口にねじ込んでいる。

さっきも言ったけど嫌いな仕事じゃない。
でも人が足りないせいで時間も足りなくなるから、
「早くしろよ！」
って怒鳴りたくなるくらい時間が無い。
レクとかやってる暇ない。
人としての生活どころか生かしてるのがやっと。

それどころか自分も「ほらちゃんとやって！！」って、
みんなヒステリー1歩手前。
まじで鬼に魂を売る5秒前って感じ。ＭＯ５って感じ。

元ヤン先輩の言葉が胸にストンと落ちた気がして。

この仕事がまだ好きだと言えるうちに辞めよう。

って思った。

あと大学卒業してバカになった気がする。

語彙力の低下とかそんなもんじゃない。

文字を読むことが格段に減った。読むのはpixivかTwitterくらい()

休みの日は少しでも充実させようと思ってパソコンのゲームポチポチしながらDVD見てTwitterポエム書き続けた。

でも外出は減った。
体重も20キロ減った(それは僥倖)。

まんがすら買ったまま放置。
本は読みながらなにか出来ないから。

睡眠不足なのに休みの日は早く起きないと時間を無駄にしたみたいで鬱になる。

頭を使うことすら億劫で何も考えなくていいソシャゲに課金することには夢中になった。
(余談だが今はFGO、あんスタ、A3、駅メモ、ツムツム、夢100、ポケGOをやっている)。

なんかもうFGOですら最初頭使うなこれ…って感じた。

これじゃダメだと思った。
オタクとして最低限の文化的な暮らしが無くなったらぼくに残るのは脂肪の塊(えぐい)。

だからぼくは仕事を辞めます。
ただのキモヲタに戻ります。

遊びに行けなかったわけじゃない(よく食事したりはしてたしお出かけがまったく無くなったわけじゃない)。
その程度で辞めるなんて甘えだ、って言う人がいるかもしれない(言われた)。
昔はもっと人格否定されながら育ったもんだと言われた(お前の人格が破綻してるんだよ)。
こんなに給料のいい会社はないと言われた(残業が多いからな！)

少なくとも3年勤めろ、とか1年で辞めて社会はそんな優しくない、だの言われるかもしれない(私は言われた)。

けど辛いのはクソ先輩でも会社でもなくぼくだから。

ぼくの人生はぼくが決める(まれたそ風に)。

つーか辞めますって言う度胸もなく続ける方が辞めたあとの心象悪いわ！

あーーーー辞めたら沖縄も京都も大阪もたくさん行こう！！！！！！！！！！！！！